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矢沢永吉 永ちゃんの「俺をだましてくれ!」

更新日:2022年9月21日

 この新型コロナの当初のこと、会社でもお店でも家からでも自分のとこからだけは感染者を出したくない、万が一出てしまったらもう社会的制裁を受けることは免れないって言うかなりの緊張感漂うあの頃を覚えていますか?


 偉い人たちからは「あと2週間だけ我慢を!」と隔週で何ヶ月も言われ続け、フリップやライトアップの一見良さそうだったけど今思えば誰かの仕事したフリに付き合わされていただけだったんじゃないのと思えるような、文字通り訳もわからないまま闇雲に、見えない敵を相手(ウィルス)にどこでどうしたらいいかもわからずともかくガマンを強いられた頃のことです。(ご存知のようにその後は何週間どころではなく何年もの間ガマンを強いられることになります)



 あの頃、営業の自粛や営業時間の短縮を要請された業種。接待を伴う飲食店:キャバレー、スナックやカラオケボックス、飲酒を伴う飲食店、パチンコ、麻雀ゲーム、センター

 ライブハウスや演劇や映画などの劇場が集団感染の場所、クラスター型の感染拡大の場所として(なんとはなくですが過剰に槍玉に)挙げられていたと言う記憶があります。ああ言う場所で騒いでいる連中内で新型コロナは蔓延し感染者が増え外にばらまかれていると言ったような、確かにライブハウスは限られた空間内でたくさんの人が小1時間は一緒に過ごすので理解もできます。ものによっては大声を上げる、上げ続ける場合も多々ある。大入りだとお客の密集状態になり押し合いする状態になるしお世辞にも換気が良いとはいえないハコもある。ですがライブハウス好きとして過剰な被害者意識でやや卑屈になって見てしまうことを許してもらえるのなら発生源、クラスターとなる場所はそこだけだったのか?満員の通勤電車はどうなの?確かに電車内では誰も大声はあげないとはいえですよ。今更ながらですがなんというか「大多数の人には関係のないあまりよくは知らない自分にはあまり必要ではない世界、なんとなくお行儀がよくなさそうなくていいところ」をターゲットにイケニエしたような世間の空気感を感じました。繰り返しになりますが本当に問題はそこでした?やれることからやろうという判断は発生初期なら理解はしますが。



 リスクマネジメント・リスク管理の立場でいえばリスクはリスクと考えられることを全て洗い出した上で、その危険度(例えば死亡する、重症となる、軽傷となる、特にないなど)とその発生頻度からリスクの重要度が判断されます。それに沿って優先順位が決められ対応されます。頻発はしてはいるがひやっとするぐらいなら優先順位は低いです(ヒヤリハット的なハインリッヒの法則に準ずる対応に回されるでしょう)逆に発生頻度は少ないもののそく死亡・重症に繋がるものなら重要度は高いと判断され対応の優先順位は高くなります。コロナが問題となってきた初期、リスクの危険度はまだまだ未知数・確定しにくい状況だったとはいえリスク管理的には適切だったのでしょうか?ライブハウスや劇場で頻発してました?そこが重点的に対応すべき場所だったのでしょうか。場当たりすぎません?(続く)



苫米地式コーチング認定コーチの水緒真のブログです。


  横浜は元町・中華街で苫米地式コーチングを実施するプロトステラコーチングに所属しています。

 主な活動拠点は神奈川、沖縄の石垣島、東京、その他です。







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