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海兵隊に入らなくてもダイビングをすればマインドの使い方は(そこそこ)学べる その2

更新日:2022年9月21日

 


 ここでマインドの観察です。


 陸上よりはアウェイ?自分のコンフォートゾーンではない水中ではちょっとしたことに脳・心が過敏に反応します。


これは観察、そして修行には適しているかも…です。


(私は基本、あくまでも安全・安心な”ファン”ダイビング を推奨します)


 脳・心が恐怖・不安に大きく乗っ取られています。

いつもの理性的な認知・思考・判断⇨行動ができにくい状況です。


 気づき→(恐怖)→考える(不安・過去の失敗例を拾い上げる)→行動(悪いイメージに引っ張られる) 

ギクシャクとした体の動きが次なる問題を引き起こす…負の連鎖です。


 いつもの簡単な動作、ガイドやバディに助けを求めるという適切な判断が阻害されてしまいがちです。ひどくなれば後はちょっとしたパニック。子供のようにぎゃーって。もう恐怖や不安の内容や程度などは関係なくなります。


 自分のマインドを観察、修行できますよ。

繰り返しになりますがわかりやすいように大袈裟に脅かし気味にかいています。ダイビングは楽しいですよ。お勧めですからね。


我々のマインドの使い方、最も重要なのは恐怖心の制御


 恐怖心を無理やりなんとかするとかではないですよ。

ダイビング中だから、水の中なんだから気になること、不安なことは我慢するしかないなんてことはありません。

   

 恐怖心を修行で克服して(マヒさせて)平気で無謀なことをできるようになるぞとかではないです。催眠術で怖いもの、嫌いなもの、辛いもの酸っぱいものが平気になるなんて言うことでもありません。


 もっといい科学的なやり方、マインド:脳・心を使いこなし恐怖心を制御するメソッドがあります。

 恐怖心の元、古い時代から脳に存在する部分、扁桃体の制御です。


 扁桃体はかつては最も重要な機能を有していました。


 大事なこと=生存することだった時代。危険からいかに早く逃げるか、または威嚇、戦うか。これを反射的に判断し即実行です。考えている暇はありません。

 扁桃体はそんな生き残ると言う時代に大活躍していたた脳の部分です。 (続く)




fight-or-flight response

かつてスマートとは痛み、痛みを感じる速さのことであった

毒矢の例え


扁桃体。

脳のあまり進化しないで古くからある部位。

 


 太古の大自然の驚異の中で、生き残ることが最重要であった時代では一刻も早く危機状態から脱出することが大事です。


 しのごの考えている暇はありません。逃げるか、闘うか?判断し即行動です。


 今だって例えば火傷するぐらいの熱いものに触れてしまった時はあっつってすぐ反射的に手を引っ込める必要あります。そんな時に「待て待て。確認しよう。この熱い部分はなんだ?オーブンの金具か。それは熱くて当然だな。私の皮膚、肉は耐えられる温度だろうか?無理だ。つまり現在は危険な状態だ。では考えよう。なぜ触れてしまったのだろう?」など考え続けてしまい手を離すことが後回しになっては大変なことになってしまいます。


 即行動です。反射神経的に危険回避です。加えて赤ちゃんのように泣く、意味もなく叫ぶくらい。そして危険についてしっかり覚えておく。これらのことを主に司っているのが扁桃体です。(続く)



苫米地式コーチング認定コーチの水緒真のブログです。


  横浜は元町・中華街で苫米地式コーチングを実施するプロトステラコーチングに所属しています。

 主な活動拠点は神奈川、沖縄の石垣島、東京、その他です。







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