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ロバの耳を持つ王様ってどんな人? …から認知戦のお話へ(その2)

王様の耳はロバの耳の王様。なぜロバの耳になったのか理由を知っていますか?


wikiから

 ロバの耳を持つ王様とはギリシャ神話に登場するフリギア王ミダースのこと。


以下、wikiから転載


 昔、立琴の神と笛の神がどっちの音が素晴らしいかで争っていた。その審査をした神たちは立琴の音が素晴らしかったと言ったが、王は「自分の耳には笛の音がよく響いた」と言う。そのことに怒った立琴の神は、王の耳をロバの耳に変えてしまい、このことに恥ずかしくなった王は頭巾を被って耳を隠すようになる。


 だが、床屋に髪を切ってもらう事になった時、王の耳がロバの耳であることを知ってしまった床屋は、王に口止めをされた苦しさのために、森の中ののちかくに掘った穴の底に向かって「王様の耳はロバの耳」と叫ぶ。数日後、穴を塞いだあとに生えた葦がその言葉を言うようになる。それを聞いた王は床屋が言いふらしたと思って激怒するが、床屋から事情を聞いて家来に調べさせた結果、葦が言っていることを知ると恥ずかしくなって床屋を釈放し、ロバの耳を晒して生きるようになった。


以上


 王様の耳がロバの耳なのは遺伝とか生まれながらではなく、神様同士の楽器演奏勝負に巻き込まれた(自分から巻き込まれにいった?)ことが理由なんだそうです。


 この竪琴の神というのはオリュンポス十二神の一柱であり、ゼウス息子、芸能、芸術の神アポロン。そんなギリシャ神話を超えて超メジャーな竪琴の神、アポロンに挑んだ笛の神とは田園の神パーンといい、ミダースが推していた(崇拝していた)神様だったそうです。


 芸能、芸術と田園の神との音楽での競い合いです。(コーチング的には比較、競争はよしとはしませんが)結果はアポロン有利と考えるのが妥当かなと思います。餅は餅屋ではありませんが、自分の担当分野での勝負です。神様が絶対なら、どんな演奏でも(もしかしたら間違ったとしても)神様なんだからそれが最高、正解、素晴らしい、その通りにせよとなるのではないでしょうかね?

 



 

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