閃くために生まれ楽しむために生きている(その4)

更新日:9月21日

苫米地式コーチング認定コーチの思い出


 今まで書いてきた海外でのプレゼンの時の思い出。

プレゼンは清涼飲料(ドリンク・ジュース)に我が社の製品を加えると香りと味が強くなるという内容で実施します。このため海外のお客様に飲んでもらためのレシピ(ジュースの配合)を検討し、試作品を日本で作りました。缶入りのドリンクです。1本は簡単に作った普通のストロベリージュース、もう1本はその普通のストロベリージュースに今回のプレゼンで推したい我が社の新製品が加えられたものです。普通のストロベリージュースとそれに我が社の新製品を加えたもの1本ずつ計2本で1セット、都合4セット作りました。現地での確認用、現地スタッフへの説明用、本番用、予備です。


 普通のストロベリージュースと書きましたが、この普通さをどんなレベルに作るのか、これがプレゼンの最も重要なキーポイントになります。プレゼンでの試飲では我が社の新製品の添加効果を最大限に発揮しプ、レゼンの相手に大きなインパクトを与える必要があります。だから大きな差を作りたい。そのために試飲用の”普通”のストロベリージュースは美味しくない…とはギリギリ言えないくらいのいい塩梅なまずいものであるのが好ましいのです。そういうレシピを作ります。プレゼン相手にまずは「ふーん、うーん。まあこんなもんか。悪くなはいか」と思ってもらって、我が社の新製品添加品がものすごく美味しく感じてもらえるようにしたい。その普通と美味しいの差を最大限にしたい。「おおっこんなに佐賀でえるのか⁉︎試してみるよ」と言って欲しい。その良い塩梅にしたい。まさに試作品は試行錯誤を繰り返し検討されます。良い塩梅と書いたようじゃあ普通と言いながらかなりまずくしてやれなんて思いつくればプレゼン相手から「こんなまずいんだから何を足したって美味しくなるさ」なんて言われもう却下です。まず過ぎて我が社の新製品の添加効果が見えなくなってもいけません。良い塩梅に普通にギリまずくはないレベルにすることが肝心です。試作品作りは大変です。



 あと難しいのはどうしてもプレゼン相手の、評価者の嗜好、好き嫌いが絡んでくるということ。試作品を作ったものとしては一番言われたくない、なんとか避けたいことはプレゼン相手から「差がわからない」と言われること。そしてその次が「違いはわかる、でも私は添加しない、こっちの普通の味の方が好きだな」と言われることです。こればかっりはなんんともならない。くーっと悔しい気持ちになりながらもそういう時は「違いをわかっていただきありがとうございます。御社でお使いの原料、フレーバーとの相性があると思いますのでぜひご検討を」と言い微笑みます。(続く)



苫米地式コーチング認定コーチの水緒真のブログです。


  横浜は元町・中華街で苫米地式コーチングを実施するプロトステラコーチングに所属しています。

 主な活動拠点は神奈川、沖縄の石垣島、東京、その他です。