以下は安全で楽しいファンダイビングでも注意深く自分のマインドを観察すれば脳・心の仕組み、使い方を勉強できますよというお話です。
やったことがない人のイメージより(ファン)ダイビングはのんびりしています。最初こそはあたふた、はふはふしてしまいますが慣れてリラックスできるようになればもうお魚は友達、海中のお散歩を楽しめます。
ダイビング大好きです。
…そうなんですけど、やっぱり海中は非日常空間。いつも(陸上)ならなんでもない些細なことでも、海の中だとマインドが(必要以上に、過敏に)大きく反応するってことを実感できます。
ああ、ここは海の中だ、アウェイだよ、そもそもはコンフォートゾーンじゃないんだとと意識した途端にマインドの雲行きが怪しくなります。
例えば「あれ?フィン(脚ひれ)が外れかけている」と気付いたとしますね。
安全で楽しいファンダイビング。その途中でほんのちょっとした異変に気づく。海の中では陸上でよりもずっと敏感に過剰に反応してしまいます。
「あれ、フィン(脚ひれ)が脱げかけている」
いつもなら(陸上なら)指でヒョイって、はい終了なんですけど。
一つでも気になることが見つかるとドキドキしてきます。陸上よりもです。
あ、ここは水中、身動きが取りにくい。なんか嫌だなあ。。。
気にると悪循環。
不安感がもやーっと広がります。そのほかにもいろんなことが気になり出して、どんどん身体もぎこちなくなる…それでますます不安に、なんか行動もチグハグな感じになっていくっていう。
あんなに楽しかった海の中があんまり楽しくない。魚やサンゴも目に入ってこない。フィンのことばかりが気になる。
いわゆる脳・心がコンフォートゾーンから外れていると認識し警報を発令します。ホメオスタシス発動です。わかりやすいのは呼吸が浅く早くなりエアの消費が激しくなります。
(すいません。少し怖目に書いて脅かしてます。)
非日常空間である水中:ダイビングの方が脳・心、そして体の反応は大きくわかりやすいです。(無理しないでね。ご安全に)
ダイビング中にフィン(脚ひれ)が外れかけていることに気付いて不安になってからの思考の負の連鎖、そして体への影響。
こうなると考えることも悪いことばかり。自分や見聞きしていた他人の失敗例を思い出したりします。そして状況がもっと悪くなったらどうしよう。あれだけ楽しかったのに。。。
でもこれ、大したことではないんです。
フィンが外れかけた程度なんて。
少し体勢を変えて落ち着いてフィンをヒョイって直せばいいだけ。なんなら外れたって別になんともないんです。
最も楽勝なのはガイドさんかバディに伝えて直して貰えばいいんです。
そうなんですよ。そうなんですけど…(続く)
苫米地式コーチング認定コーチの水緒真のブログです。
横浜は元町・中華街で苫米地式コーチングを実施するプロトステラコーチングに所属しています。
主な活動拠点は神奈川、沖縄の石垣島、東京、その他です。
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