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刺激と反応 その感情の出どころと出し方(行動)

Keep Calm and Carry On

《平静を保ち、普段の生活を続けよ》

年明けから地震に事故と続いています。

辛く苦しい情報や映像が続き、あなたのマインドもガツンと負のパワーを食らっていませんか?

こういう時って自分のマインドの使い方、自分の胆力が試されるよなあと感じます。


海辺の女性

被害が大きいほどその刺激に強く反応してしまい自分の感情、行動のコントロール不能になりがちです。


単純な不安、被災地のために何かをしなければという強い衝動、何もできないもどかしさ、被災者への対応が遅いと感じ強い義憤に駆られる、何かしないと治らない、自分が薄情な人間に思えてしまう

そして「もしも我が身に降りかかった場合」を考えて感じる恐怖


これらは感情に大きく揺さぶられているからだということを客観的に認識できるまで落ち着く必要があります。

(もちろん適切な行動ならば早急に実施します)


ここで”毒矢の例え”を持ち出す人がいます。

矢を射たのは誰か。弓はどのようなものであるのか等々、無駄に考えていたら死んでしまう。まず毒矢を抜き、応急の手当てをすることである”


その通り。


だから言いたいのは「刺さった、ぎゃー、痛い」とただただかけずり回るような、または刺さったのが離れた場所の他人だった時に「ぎゃー、痛そう。ぎゃー」などと刺激に対して感情に飲み込まれて短絡的に反応しないよう気をつけましょうということです。


感情に飲み込まれたままでは理性的な判断ができず無駄な(あるいは返って迷惑な)行動になる…可能性が高いですよね?


感情に飲み込まれず、落ち着いて毒矢だと認識し、素早く適切な対処としてさっさと屋を抜きましょう。


繰り返しになります。

こんな時こそ感情に飲み込まれて浮き足立ってしまい、出しどころを誤り適切ではない行動をしてしまはないようにしたいです。


マインドの使い方と胆力をどれだけ鍛えているか試されている気がします。


と、言いながらもどかしいですよね。

何かしてあげたい、素直にそう思います。


あと落ち着いてからでいいので、絶対にやって欲しいこと。

これまでの災害から学び、今回の対応が改善され十分に機能しているのかているのかどうかです。

どうもそうは思えません。(違っていたら申し訳ないです)

確認し更なる改善をお願いしたいです。


悲しいのはこんな状況でもデマを流す人がいること

盗みを働く悪党や

あっという間に人から動物のような行動になってしまう人が出てしまうこと

この災害をこ自分の都合のいいように解釈したり利用しようとする人

本当に腹が立つし悔しい。何ができるんだろう。


こういう場合のための日頃の準備と指揮をとる対リーダーが、胆力のあるリーダーの必要だとつくづく思います。


書いているうちに、もしかしたら本当に今の自分は”毒矢の例え”状態なのかもしれないと思えてきました。さっさと抜くべき毒矢が、いますぐにやれることがありそうに思えてきました。



最後にもう一つだけ、自分自身のこと。

防災の意識が低くなっていないかと。

危機感、日々の備えが疎かになっているなと気付かされました。

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